共有持分の売却
共有不動産
共有不動産とは
不動産には所有権があり、その所有権を複数の人で所有することがあります。
例えば
・夫婦で不動産を購入したため旦那と妻で所有権を１/２ずつ所有
・相続による遺産分割で親の不動産が相続人同士で持ち合うことになった。
等々
しかしながら、夫婦で離婚してしまうことになり、まともに配偶者と話すことが出来なくなってしまった、、、
兄弟間の関係性が悪化してしまい話したくない、どこにいるかすらわからない・・・
など様々なトラブルが生じることがございます。
共有不動産の場合、その共有者全員が同意をしなければ売却ができません。
例えば相続により兄と弟に持分が振り分けられたが、兄がその不動産に住んでおり、弟は住んでいないなど。住んでもいない不動産の所有権の一部を持っているため、弟の立場からすると売ってしまいお金にできた方がいいということもあるかもしれません。
しかし兄が住んでいるために売却できず、兄も住み続けたいため売却したくない。
こういったケースも実はよく見かけ、実際にその後兄との関係性もさらに悪化し、最悪のケースになりますと兄弟間での裁判、、、ということも実際にありました。
共有持分のみ売却出来ます
一般的にはあまり周知されていませんが、売却するために共有者全員の同意を得て、共同で売却しなければいけないのは共有不動産、つまりはお持ちの土地建物等の不動産全体のことです。
実は不動産の共有持分のみ売却することが可能です。
共有持分のみの売却は持分の権利のみを売却することになっており、もし土地の１/２ の権利を持っている場合、その１/２ のみを売却することです。こちらに関しては他の共有者の同意は必要なく、持分所有者単独で、勝手に売却することが出来てしまうのです。
しかし一般の第三者が買い取ってくれることはほぼないでしょう。
基本的には持分のみを買い取るということは一般的ではなく、権利関係で何かしらのトラブルになっているケースが多いからです。
共有持分を売却しずらい理由
前項でもお話した通り、共有持分は第三者にとって購入のリスクが多く、売却先が見つけずらいのも事実です。
共有持分が売却しづらい理由は以下の通りです。
・第三者が購入してもトラブルになりやすい、そのまま利用することが出来ないケースが多い。
・購入後に手放すことが難しい（一度購入している不動産の権利なのでさらに高値では売りにくい）
・そもそも金額が低くなるケースが多く、仲介業者が進んで動いてくれないケースが多い。ゆえに経験が少なく一般の仲介業者でも持分売却に関する知識を持っていないため、取り扱いをしてくれないことがある。
不動産会社から売却できないと言われてしまっているケースもあり、できないと考えてしまっている方も少なからずおります。
共有持分は専門業者に売却したほうがいい理由
結論から言うと、共有持分は専門業者に売却をすることが一番高値で売却できる可能性が高い不動産です。
専門業者に売却することのメリットとして
・基本的に現金決済になるので、即金性が高い。
・共有持分の専門業者は、共有物件や権利関係に関して法律的な専門知識や実績も持っているので、売却後の他の共有者とのやり取りなどもすべて、任せることが可能。
・他の共有者とトラブルになっていたとしても、そのままの現況で売却してしまうことが可能です。
事情によっては他の共有者だけでなく、近隣の方にも知られたくないというケースもあるかもしれません。
仲介として売りに出すわけではなく、自社買取になるため、世間には知らせず売却をすることが出来ます。
株式会社SOLUTEでは全国で1万人余りしか取得されていない公認不動産コンサルティングマスター保有者が在駐しており。専門的な知識と実績を持ち合わせており、不動産に精通している弁護士と連携を組み、不動産に関するトラブルを解決していきます！
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